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「日本を知りたい!〜外国人の疑問」第1回
Q 日本の政治はだれが、どのように行っていますか?
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| A 「内閣」が行っています。 |
●「内閣」って何?
●「内閣」はどんな人たちで作られている?
●「内閣」はどのように作られる?
● 総理大臣を選ぶ「国会」ってどんなところ?
●「内閣」と「国会」の関係は?
●「内閣」って何?
日本は、イギリスなどと同じように、国の政治を動かす力(権力)を三つに分けています(三権分立)。権力が一人の人や一つのところに集まると、国民の権利や自由がなくなる危険があるからです。三権というのは、法律を作る立法権、法律を実行して政治をする行政権、裁判を行う司法権です。
内閣は、この三権のうちの行政権をもっているところです。立法権は「国会」、司法権は「裁判所」にあります。

●「内閣」はどんな人たちで作られている?
「内閣」の一番上にいる人が「内閣総理大臣」です。総理大臣、首相ということもあります。「小泉首相」という言い方は、みなさんも新聞やテレビでよく見たり聞いたりするでしょう。
内閣には首相のほかに財務大臣、外務大臣などの大臣がいます。
その大臣の下に省や庁があります。外務省、文部科学省、法務省、防衛庁・・・聞いたことがありますか。

●「内閣」はどのように作られる?
まず、内閣総理大臣が、国会の中から国会議員の選挙によって選ばれます。それから、総理大臣が、一緒に政治を行っていく大臣を決めます。半分以上は国会議員の中から選ばなければなりませんが、国会議員ではない人から選ぶこともできます。たとえば、竹中平蔵大臣は、大臣に選ばれたときは慶應義塾大学の教授でした。
●総理大臣を選ぶ「国会」ってどんなところ?
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| 東京都千代田区永田町(にある国会議事堂。ここで政治が行われる。右に参議院、左に衆議院がある。 |
「国会」には、国会議員がいます。国民が国会議員を選挙で選びますから、国会は国民の意見を代表するところです。
衆議院、参議院に分かれていて、それぞれ衆議院議員、参議院議員がいます。同じ議題を二つの院が、それぞれ話し合います。しかし、国の予算を決めたり、総理大臣を選んだりという、とても大事なことだけは、二つの院の意見が違ったときは、衆議院で決めた通りになります。
●「内閣」と「国会」の関係は?
「内閣」は、必要な法律の案を「国会」に出します。国会は、その案を法律にするかどうか決めます。もちろん、国会議員が自分たちで法律の案を作って話し合うこともできますが、内閣が出した案が法律になることが多いです。
総理大臣は国会が決めた人がなりますから、もし、総理大臣と国会の意見が違ったときなどは、衆議院が内閣に辞めることを要求できます。この要求を「内閣不信任案」といいます。
内閣不信任案が可決されると、総理大臣は、そのほかの大臣と一緒に辞める(総辞職)か、衆議院を解散させることができます。衆議院が解散すると、国民は選挙で、もう一度、衆議院議員を選びます。それから、選ばれた議員が新しい総理大臣を選びます。
このように三権のうちの「立法権」を持つ国会から、「行政権」を持つ内閣が生まれて政治を行うやり方を「議院内閣制」と言います。
議院内閣制では、国会の中で人数が多い政党の一番上の人が総理大臣になって内閣を作ります。ですから、内閣が出した法律案や予算案は、国会で可決されやすくなります。
これに対して、たとえば、大統領制のアメリカでは、大統領も議会の議員も、別々に国民から選挙で選ばれます。大統領が議会を解散させることはできませんし、議会は簡単には大統領を辞めさせることができません。それぞれ強い力を持っているので、大統領と議会の意見が違ったときは、国の政治が止まってしまう、ということもあります。

■もっとくわしく知りたい人は、参議院のキッズページ、首相官邸のキッズぺージを読んでみてください。
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